2012年09月04日

「生き方デザイン学」第四期第四回目の講義を行いました!

【執筆者:スタッフ 松藤智美】

今日は、9月1日に自由大学で行われた第四期「生き方デザイン学」の第四回目講義の様子をお届けします。

まずは、前回の課題『今の(近い未来の)働く環境を選択している理由って?』の発表からです。

生き方デザイン学0901 017 (640x480).jpg

・今の会社は子どもを持ちながら総合職として働ける。仕事と子育ての両立が守られている、という点で選んだ。
・今の会社は、安定で選び、今も安定のためだけで居続けている。
・転職して、今は一生食べている専門性が欲しいと思い金融関係に勤めている。
・途中で価値観が変わった。最初の入社理由は、院に行きたくてお金を稼ぐため。恵まれた部署に行き、このまま会社にいようと思った。絶対こんなところに留まっていない!から変化した

という風に、皆さん今自分がいる環境をなぜ選んでいるのかを話してくれました。

教授の堀江からは
「過去の自分をまず認め、受け止める。自分が大事にしていた部分を振り返る。それは変わるものでもあります。そして自分が人生をどう過ごしていくかに絡んでいく部分。どの軸に自分が重きを置いているのかを認識することが大切かと思います」
とのコメント。


今回のゲスト講師は飯野登紀子さん。
テーマは『日々の生活を「働く」に活かす生き方』です。
飯野さんは自由大学にて、おうちパーティー学の教授もされています。

飯野さんは、育児日記・お子さんのファーストシューズ・お子さんのファーストシューズ・仕事の写真などを持参して下さってます。

<それらを見る受講生の様子>
生き方デザイン学0901 019 (640x480).jpg

飯野さんは美術大学卒業後、デザイナーの先生のアシスタントを3年程勤め、出産を機に20年ほど専業主婦となりました。
2人の息子さんの子育て終了後、今は盛り付けデザイナーとして活躍されています。
家庭での活動が今の仕事にどう繋がったのか、子育ての経験と共にお話をして下さいました。

飯野さんは当時を振り返り「結婚と同時に3世帯同居。いいことも辛い事もありましたね」と。
また「20年前はパソコンもなかったので手書きで育児日記を書いてました。専業お母さんとして育児の毎日でした」とも。

息子さんが高校に入った頃から、自宅で料理研究会という持ち寄りの会や、green食堂というお客様がお見えになるときに開く食堂を開催されます。
そして、色んなご縁があり、おうちパーティー学の講義や、ファーマーズマーケットで盛り付けデザインを担当をしています。

<これまでの作品をiPadで見せてくれる飯野さん>
生き方デザイン学0901 021 (640x480).jpg

飯野さん「子どもが高校生になるまでは家の中で活動してました。それが外に繋がっていった。出会った人たちは素晴らしい方ばかり。いい出会いが繋がって今の仕事に至ってます」と。

飯野さんから受講生へ、想いの込めた温かいメッセージも。
「今を楽しんで。体は一つしかないから、優先順位を考えて。妊娠、出産は限られた時しか出来ませんから。ご自身の判断でお子さんを持たない方も、色々な事情でお子さんを持てない方もいらっしゃると思います。でも、出産・育児は素晴らしい体験だと思うので、出来れば出産して欲しいな」と。

飯野さんは自分が好きで創ってきた日常が、自然と今の働くに繋がった方。
彼女の生き方や働き方は受講生の皆さんに、また新しい気付きを与えてくれたかと思います。

そして最後の課題!
『自分にとっての「こだわり」「軸」ってなんですか?』です。

ついに来週は最終回!
なかなか考えさせられる課題だと思いますが、皆さんじっーくり考えてきて下さいね♪

第四回目講義のtwitter実況中継をまとめたので
是非ご覧ください→ http://togetter.com/li/365712
posted by ArrowArrow at 22:21| Comment(1) | 講演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「生き方デザイン学」第四期第三回目の講義を行いました!

【執筆者:スタッフ 松藤智美】

今日は、9月1日に自由大学で行われた第四期「生き方デザイン学」の第三回目講義の様子をお届けします。

まずは、前回の課題『自分の今後の予想を踏まえて、2012年9月から、何をする?』の発表から始まります。

生き方デザイン学0901 006.JPG

・将来的に海外在住希望。1年に2〜4回は海外に行き、自分に会う都市を探す。
・以前から看護に興味があったので、看護学校の資料請求をする。
・朝、弱い。毎朝30分早く起きる。その時間に読んでない本を読みつつ、ヨガをする。
・将来的には、ラインストーンを使ったデコレーションを用いてネットショップ開業したい。今はアイデアを貯める。作品を電子化して残す。

などなど、大きな目標設定をした上で、実際の行動に落とし込んた方が多かった印象です。
あとは実践あるのみ!ですね。聞いててワクワク。

続いて、ゲスト講師の橋本祥子さんから『会社で開拓しながらはたらく生き方』をテーマにお話を伺いました。

橋本さんは、入社以来、フルタイムの営業を継続という方。
お子さんは2人いて、どちらも出産後半年で復帰されたとのこと。

生き方デザイン学0901 007 (640x480).jpg

橋本さんは「自己紹介、の前に。私、ものすごく仕事できません。」と切り出され・・・

「会社ですごい評価されてたり、家の事も完璧!なわけじゃないです。すごいピカピカ!ではない。でも、やる気だけはある。『やりたい』という気持ち、で今まで乗り切ってきた
「『やりたい』という気持ち、を持って仕事と家庭の両立をしています」
「会社で働くことも、自分の行きたい生き方も両方実現する!」


それから旦那さんとの結婚、転勤、と話は続きます。
関西から東京へ転勤の時は、100件くらい保育園に電話し、10月に入園。
保育園は、2人分空きがある園を見つけ、その近くに引っ越し。
橋本さんの行動力と営業力が伝わってくるエピソードでした。

「今は人材サービス部署に。それまでは不動産会社向けの営業で全然違った」
橋本さんはこれからのキャリアを考えた時、
『女性が「結婚・出産」と「働くこと」を天秤にかけなくても良い世の中を作りたい』
と思ったとの事。

「採用?研修?制度?どれが課題なのか。3年くらいかけて勉強しながら方向性を決めたい」と。

また、橋本さんはキャリアのイメージの仕方として
「まず、自分が何をしたいのか。どんなおばあちゃんになりたい?孫は何人?
夏休みはどう過ごしてる?住んでる場所は?・・・などイメージをリアルに。
家族その時それぞれの年齢が分かるエクセル表を使ってシュミレーション。
長期スパンで計画にまで落とし込む。」
という方法を教えてくれました。

<エクセル表を説明してくれる橋本さん>
生き方デザイン学0901 010 (640x480).jpg

その計画に旦那さんの意見は入っていないとの事ですが(笑)
旦那さんのエピソードとして
「夫は”男は〜、女は〜”という先入観のない人。夫が気づいたら家事をしてくれることも」
という素敵なお話もありつつ♪

その後、受講生からの質疑応答で
「ストレスや疲れはたまりませんか?」との問いに
「疲れは栄養ドリンクを飲んでごまかしてます(笑)
ストレスは、子どもに負担をかけてまでやってる仕事だから感じちゃいけないと思ってるところも。
やりたいと思ってやってる、と自分に言い聞かせている部分も。そこから逃げない」
という芯の強さが感じられる回答をされていました。

教授の堀江は「橋本さんは若いころから自分の軸を持って、着々とこなしてきた。
という風に私には見える。橋本さんみたいに一つ一つ言語化して数値化する。
そういう生き方もある。」

まさに!!な講義内容でしたね。


最後に次回課題!
『今の(近い未来の)働く環境を選択している理由って?』です。


第三回目講義のTwitter実況中継をまとめたので
是非ご覧ください→ http://togetter.com/li/365471

それではまた次回のレポートをお楽しみに。
posted by ArrowArrow at 22:16| Comment(0) | 講演情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。