今回は自由大学にて5月30日に行われた第三期「生き方デザイン学」第3回目の講義の様子をお伝えします。
先週出された課題
『自分の今後の予想を踏まえて2012年6月から、何をする?』
を受講生の皆さんに発表してもらう事から始まりです。

・退職届を出されて今後はプライベートな活動をしていく方
・家事が苦手だが、家が片付いていると家事の効率が上がると考え、本「人生がときめく片付けの魔法」を実施する方
・お弁当を毎日作っており、メニューがかぶらない為にも写真を撮って撮り貯めていく方
などなど、具体的な行動を聞くことが出来ました!
今回はゲスト講師:加藤沙絵子さんをお招きし、
『会社で開拓しながらはたらく生き方』をテーマにお話しして頂きました。

加藤さんは営業職。
産育休取得前は、残業が当たり前、始発〜終電で働く日々。
女性は20代後半を前に予防退職してしまう。
そんな環境でも、産育休を取得し職場復帰します。
加藤さんは、「元々の考えとして、私にとっての”はたらく”とは生涯現役。嫌なことがあっても簡単に逃げない。」と実家が自営業という環境で育ったことからの影響という、働く事への軸をしっかり持っています。

そして前述したようなハードな職場環境な中、
どう産育休取得および復帰を果たしたのかへと話は続きます。
「育復職前にやったことは、それまで営業職で復帰した人はいなかったので、@上司との面談:興味があることが何かを明確に伝えた。産育休復帰者の評価制度を整備してもらった。」
と自ら動いて会社を変えた行動力!
それまで仕事で結果を出し、自分は会社に貢献してきたのだから会社側も対応してくれるだろう、というきちんとした自信があったからこそ。
素晴らしいですね。
とはいえ、復帰後は周りに必要以上に気を遣われ、思う存分仕事が出来ないというストレスもあったそうです。
その後、転職され別会社にて現在も同じく営業職として活躍されている加藤さん。
今思う事は
「”できない”は自分の心が言っているだけ。たぶん、やってしまえば出来ると思うんです。手放した瞬間に手に入れる自由。転職で感じたことは、収入と安定を手放したら、やりたいことが出来るようになりました。」
「これからの私は、より自由に・より高付加価値な・より楽しく。どこにいっても何をやっても生きれるようにしたい。長期間かけて稼げるようにしていく。仕事でないことも取り入れて、子どもからみて楽しそうなお母さんでいる」
穏やかながらも、内に秘めた熱い思いを感じる加藤さんのお話でした!
来週の課題はこちら!
『今の(近い未来の)働く環境を選択している理由って?』です。
受講生の皆さん、ありがとうございました。
また次回も元気にお会いしましょう!
第3回目の講義のtwitter実況中継をまとめたので
是非ご覧ください→ http://togetter.com/li/312491